2010年01月04日

Michael Jackson "Stranger In Moscow"

おととい、電車のなかでこの曲を初めて聴いたとき、
歌詞が何を歌っているのかは聴き取れなかったのだけど、
敬虔な静けさ美しさに引き寄せられていきながらも、
この曲に漂う底知れない陰影が、わたしにはたまらなく恐ろしかった。
彼が内包する孤独の底のなさを見てしまったような気がした… とでも言うのか。

家に帰って歌詞カードに目を通してみて、
改めて、彼がどうしようもなく独りだったことを知り、
身体にぎゅっと力を入れていないと、
押し寄せてくるものに、どこかへ連れて行かれてしまいそうな気持ちになった。

「モスクワに不慣れな異邦人」 が象徴的に歌われてはいるけれど、
それはモスクワがどうのとか、決してそういうことを言いたいのではなくて、
人びとがかけている 誤解、偏見、無知、猜疑心、いろんな名前をした眼鏡のこと。
自分の目で見ようとしない、耳で聞こうとしない人びとの心の先にあるもの。
異邦人。 地球のどこにいたってそれは。

Michael Jackson - Stranger In Moscow (YouTube)
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posted by Riccazow at 16:51 | TrackBack(0) | 好きな音楽

2010年01月03日

music with wings

★あけましておめでとうございます。 新年早々、ひとりごとのようなエントリーで申し訳ない。
 2010年も、皆さんにとって素敵なことがたくさんありますように!
 今年もどうぞよろしくお願いします。


たしかにここ数年で聖書をよく読むようになったし、
その世界観や信仰観をぐっと身近に感じるようになったことも事実だけれど、
やっぱり、わたし個人に特定の信仰はないなと思う。
だけど、もしも何かを信仰しているとするならば、それは "自然" なのかなという気がする。
『THIS IS IT』 のなかで、「僕は自然に畏敬の念を抱いている」 と話していた
マイケルの静かな声を心に反芻させながら、改めてそんなことを思う。

元日の夜遅く、懐かしいネイビーのピーコートを羽織って、
きーんと冷えた夜気と、満月を浴びに、外へ歩きに出かけた。

街路樹の銀杏の木も、庭の沙羅の木も、生まれた土地から根を抜かれて、
今は隣りにコンクリートやアスファルトが覗くこういう場所に住んでいて、
わたしの身近にある自然は本物の自然じゃないかも知れないけれどそれでも、
冷えた夜に、庭の沙羅の木の根元にたくさんの落ち葉がかさこそと、
土が落ち葉をかけて寝ている姿はとてもかわいい。
「海は川を拒まない、森は落ち葉を拒まない」 インドネシアの言葉を思い出す。
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posted by Riccazow at 01:36 | TrackBack(0) | 好きな音楽
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