2009年08月05日

月の裏で会いましょう  Let's go to the darkside of the moon 

2008年5月、唄入れしてきました のメッセージ以降、
どうしたのかしらと秘かに気になっていたところに、ようやく。
具島直子さんがゲストヴォーカリストとして参加している
キハラ龍太郎さん (元オリジナル・ラヴ) 初のソロアルバムがリリースされました。
TEN SKETCHES OF ME (Amazon)  MySpace - Ryutaro Kihara

発売前、キハラさんのブログを遡ってみたところ、具島さんにオファーした経緯が。
12年前、あの映像, 曲, 声が発する周波数にアンテナの波長が共振したことで
具島さんにたどり着いてしまったという方にわたしは、
それだけでもう無心に、近しく親密なものを抱いてしまうところがあるみたいです。
何か においの近さのようなものが、あるのだなと思う。


 彼女を初めて知ったのは、その昔放送されていた東芝日曜劇場という
 連続テレビドラマの中のスポンサーの長尺CMで使われていた
 「Love song」という曲でだった。

 映像と相まった、何処と無く切なげで優しい感じの歌とメロディーは、
 企業CMというより、短めのプロモーションビデオのようでとても印象深く、
 今でもその映像を覚えているほど。
 最近あまり見ない、いいCMだったのでご記憶の方も多いのではないだろうか。

 素晴らしい才能なのに、ここ暫く音沙汰が無いようだったが
 去年の12月目出度くニューアルバムをリリース。
 相変わらずの歌声を披露している。


 Ryutaro Kihara blog 2008.5.8 ※2009年8月4日にて ブログは終了しています。


CDの紙ジャケを開けてみると 愛が… ものすごく幸せなことになっていた。
ひとりでふふってなりたいかんじがするからここには書かないけれど。
あー、こういうのってなんかいい。

オビ裏にこう書いてあった。

 元オリジナル・ラヴのキーボーディスト。
 「月の裏で会いましょう」「ヴィーナス」(作詞) 「砂の花」(作曲)など、
 現在に於いてもカバーするアーティストが後を絶たない数々の名曲を残し95年脱退。


そうだったのか。 でした。
「月の裏で会いましょう」 の歌詞はキハラさんでしたか。 Yahoo lyrics
骨太にグルーヴする田島貴男氏の声と曲と、それと同じかもしくはそれ以上に、
どこまでも想像をかきたてられる歌詞の透明感が好きでたまらなかったのだった。
ああ知らなかった、知りませんでした。
ライトなリスナーで、見た目ばっかり気にしてるような、ほんの子どもだったわたしには
オリジナル・ラヴ=歌うますぎの田島さん ってごく表面的な認識しかなかったからさ。

なにかこう、自分のなかにある知らなかった部分に、
ゆっくりと大きな時間をかけてアクセスしている感覚に近いかんじがある。
それこそ10代前半の頃、2009年なんて、月の裏側くらいに未知だった。

こんなところで お会いしましたね。




地球から見える月は、いつも同じ面だから、
地球にいるかぎり、月の裏側は誰にも見ることができないのだそう。(*1)

わたしはいつも、たくさんのものに気づかないまま、
それに気づかずわかったつもりになっているけれど、実はなんにもわかってないし、
ほんとうはなんにも見えていやしないんじゃないかと思うことがよくある。
「私は、見るために目を閉じる」 ゴーギャンが言ってた。


*1: そもそも月は月で、表も裏も、満月も三日月もないわけだけど。


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、もちろんクレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 00:31 | TrackBack(0) | 好きな音楽
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