2011年03月02日

   



















無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 14:02 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年02月21日

『 』


広義の愛、生きること… 祈りをこめて、今のわたしはこれを信じたいと思う。
(2011.02.23 23:13)


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ

追記>
posted by Riccazow at 11:59 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年02月19日

Beautiful and Light





無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 11:30 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年01月15日

Over The Rainbow



♥♥

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 00:00 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年01月14日

She is not the sort of girl who smiles to say "Hello!"

summerbeauty



let'slove

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ

posted by Riccazow at 00:00 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年01月13日

Why have you come from the West?

08-JeffreyButtle-FS-Ararat
2008.02.28 - 08 四大陸 @韓国高陽 〔9〕


2007.05.14 - River JB

 広いリンク、たったひとり音楽を待つスケーターって、
 誰ひとり自分を知らない
 言葉の通じない観客に何かを伝えるって、どんなだろう。

 2008.03.01 - 08 四大陸@韓国高陽 〔10〕


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 00:00 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2011年01月02日

1st Jan. 2011

20110101
@2011.01.01 07:00

刻々と色を変え、彩度を落としていく2010年最後の夕空を
開け放った窓から眺めていた昨日は昨年で、今日は今年なんですって。
今日が今年初めての日だってことを、(もう二日になっちゃったけど)
水面すれすれに滑空していったあの白い鳥はたぶん知らなくて、
水面を鏡みたいに、飛んでいく鳥の後ろ姿は ∞ (無限大) のカタチをしてた。

あけましておめでとうございますという年賀はがきの印刷みたいな言葉を使うのが
実は昔からあまり好きではないというまるでかわいげのないこの天邪鬼が、
2011年、生まれて初めて "初日の出" を拝んだ! の巻。
朝6時に起きて、白の長袖ウエアに、白いキャップに、髪をくっと結わいて、
ストロングなショッキングピンクのプーマのアップリケをブルゾンの左胸につけて。
全身から邪気が抜けたようなあの身体の軽さって何週間ぶりだろう、
ブルーグレイ, ピンク, イエロー  朝焼けが刻々と明度を上げていくなか、
身体の関節という関節、空洞という空洞に滞りなく音が流れてくみたいに。

太陽のくっきりとした輪郭 (回転運動を繰り返しているような) から、
抑えられないエネルギーが漏れ出してくるようだった。
それいつの青春ドラマでしょう的な、朝日に向かって走れとかいうあの言葉は、
生き物の本能から生まれた野生の衝動なのだった、走らずにはいられない。
ものすごい吸引力で身体が引っ張られる惹きつけられていく、
線路の陸橋のアーチの上の雲が、翼のカタチをしていた。


■追記: 元日の朝焼け (2011.02.27 12:09)

20110101_005

20110101_004

20110101_002



無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 03:22 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年12月30日

Metasequoia

20101229

むき出しになった寒々しい枝を見にくるひとなど誰ひとりいないようで、
わたしはちょうどよかったと、ひとりメタセコイアの大木を眺めていた。
いつだかの狂った風の日の運河沿いを歩きながら、
いつものようにまた、地球という体内に流れる血管のことを思う。
思いごとをしながら歩いているとふいに向こうの林が途切れ、
オレンジ色の夕陽が差し込んできたまぶしさと同時に、
瞼の奥にわっとふくらむ涙と、空にはカラスが飛び交い、水面に流れる雲と。
今日のわたしは夕陽を見て泣きそうになったりするのだなあ。 意外だった。

左足の小指の爪の生え際と肉の間の
そのほんの数ミリのところに小さな膿を持っているだけで、
左足を着地させるたびに微かな痛みが走る、その様子を観察するように歩く。
外見だけ見れば血を流しているわけでも怪我をしているわけでも何でもないそれは、
自分だけにしか理解できないもので、だけど、たった数ミリのその小さな狂いが、
やがて全身の骨格バランスを狂わせ、知らずのうちに、心をも狂わせてしまうことがある。
まわりの誰ひとりとして、親しい隣りのひとでさえも、何も気づかないうちに。
いつでもないような2010年おわりから3日目の静かな夕方に、そんなことを思いながら。


20101229_033 20101229


  with heart
無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 03:28 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年12月22日

一年でいちばん長い夜の終わりに

Norah Jones - The Long Day is Over


 Feeling tired
 By the fire
 The long day is over

 The wind is gone
 Asleep at dawn
 The embers burn on

 With no reprise
 The sun will rise
 The long day is over


 ―― Norah Jones "The Long Day is Over"

つづきを読む>
posted by Riccazow at 23:52 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年12月05日

fractale

20101128_.jpg

メタセコイアの落葉が鳥の羽みたいだった。 @11月28日
自然の相似。 フラクタル。 幾何学模様に惹かれる人間の本能。
そんな問いが次々に湧き上がってきた一年前を思い出します。

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 18:24 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年11月14日

芸術の原型

20101114 20101114 20101114
空の裂け目を抜けるひこうき雲がいつか見た流れ星みたいだった。 17時頃の南西の空。

生きることを生きる、ただそれだけを生きてきた気がするこの一年が、
こんなにも愛おしいだなんて、一年前の今日にはまるで知らなかった。
歩いて少し行ったお寺の庭の上皮を落としたサルスベリの太い幹は、
しなやかにつまった筋肉で形成された艶かしい生き物だった。
下から見上げた枝々のフラクタル宇宙な毛細血管を迷路みたいにたどりながら、
天文学的奇跡の今があることにクラクラした。
人通りのない森の遊歩道を埋めつくしていたあらゆる芸術の原型を、夢中で拾い集めた。
虫喰いの穴でさえ、こんなにも美しい。 生命が息づいていた証。

20101114

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 21:34 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年10月09日

blue, lemon yellow

20101009

表面的な共感や認識や安易な解釈は、ときに、そのひとをより孤独にさせるものだと思う。
そして、苦しみや悲しみや、ある辛い体験や記憶や… 
それは、同じ体験をしたことがないひとがいくら想像してみたところで、
絶対にわかりっこないものだと思っている。

だけど、幼い頃のあなたが、そのとき、そのときを生きてきてくれたから、
いまのわたしがここにいる。 それだけは、はっきりとわかる。
この黄色い本が、青い蝶が、濃い青と黄色の小瓶がここにあるのがその証拠。
何にも代えることのできない、わたしにとっては、希望の光を象徴するものになった。
そして誰が何と言おうとそこに無数の光があるということを、
より強く、確信することができたのも、
幼いあなたを見つけることができたおかげではないかと、思っているのです。

Toninho Horta - From Ton to Tom (Silent Song)



無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 21:31 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年10月04日

Wish

20101003_012_.jpg
蝶になりたい少年 (Willy Ronis)

カシオペア座と流れ星… 
昨日の夜はぜんぜん気づかなかったんだけど、
そうだね、カシオペア座の W は、Wish だよね。
Wish を駆ける流れ星かー。 あー、なんか、ちょっと、勝手にグッときている。
和名のひとつには、羽を広げた蝶の姿… "蝶子星" なんていうのも。

そのほかにも、山形星,錨星,女帝星,角違い星,弓星,北曜星 etc.
由来は、古代エチオピアの王妃、カシオペアが座っている椅子の形から。


Billy Joel - When You Wish Upon a Star

When you wish upon a star
Makes no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 00:04 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年10月03日

nagareboshi

20101002_007 20101002_017 20101002_025
いつの季節でもないような、気持ちのよい空気の流れを感じた一日。

小さな音楽のような、物語のような、猫の小路のような、
不思議なほどに息づかいが伝わってくる写真をどうもありがとう。
そんな10月2日、土曜日の朝。

そして夜は、久々に走る身体が軽い軽い。
腰から下の無重力感で、こんなにすいすい行けてしまうのはいつ以来かしらというような。
家の前まで戻ってくると、ちょうど北の方角、屋根の真上にカシオペア座。
なつかしい W を見上げすぎてしまって、首の後ろが何度も痛くなりかけながら、
iPod のなかでは、またですかって声が聞こえてきそうだけど、
土岐麻子嬢が、The Beatles の "All You Need Is Love" を歌ってるところ。 (*1)

All you need is love
All you need is love
All you need is love, love
Love is all you need...

その瞬間、カシオペア座のすき間から、西の方角へ、ひゅーんと、ひと筋の光が。
たぶん、流れ星を見たのって、初めてかも知れない。
ステキな瞬間が、みなさんのところへも、届いていますように。


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ

posted by Riccazow at 02:57 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年10月02日

言語化

 言語で分析する方法は下手すると、傷を深くするときだってあるのです。

 新潮文庫 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 p36 (河合隼雄氏の言葉)


つづきを読む (引用のみ)>
posted by Riccazow at 19:11 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年09月28日

Olive

20100928_1.jpg 20100928_2.jpg

ああ、だからその文字の連なりに静かに潜む自己主張がまるで騒音みたいに。
あかん… 意識のシタのほうがツカレテイルようなのでキュウケイシヨウ。 もうねよう。
写真左は、なつかしきオリーブ少女時代 (ってご存知? 笑) に誌面を切り抜いてつくったやつ。
あとね、この間教えてもらったこの曲がステキ。
ジャケ画もスキ。


Mocky - Birds Of A Feather


That birds of a father will rock together
And if we got a problem we’ll talk together
So let’s head down south just leave for fair weather


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 23:52 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年09月25日

Sat. Sep. 25, 2010

20100925_01 20100925_02

空が冬の寒さから脱皮するには、これだけたくさんのエネルギーが必要で、
これだけのエネルギーを使わないと春の花を咲かせることができないんだって
身体に圧しかかるエネルギーの強さにあてられながら、3月の空にはちょっと泣けた。
このところの空模様と、流動するエネルギーの強さに、そんな記憶が蘇る肌寒い朝。
汗だくの猛暑さえもが、こんなにも愛おしい夏があったなんて。
瞬間ごとに 変化していく。 人も 空も。 ただそれだけでなんかもう。



 愛する理由と生きる意味は
 季節が移ろうように変化する
 ―ルイ・アラゴン "エルザの瞳"


 Les raisons d'aimer et de vivre
 Varient comme font les saisons
 ―Louis Aragon "Les yeux d'Elsa"



#ここ数日、ほんと夜が寒いくらいで。 風邪ひかれた方もいらっしゃるのかな。
 身体をあったかくして、どうぞお大事に。。



無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 11:25 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年09月23日

ふたつの月

9月22日の夕方17時頃、何かプラスチックの円が かちゃん とはまったような、
きれいな円がくるっと描かれたような、そんな音が聴こえたような聴こえなかったような、
しばらくすると、身体のなかのいらない水が静かに抜けていっているのがわかった。
今日9月22日は中秋の名月で、月が満ちるのは明日、9月23日の18時すぎ。
これはやはり… そういうこと、なのかしら?

女のひとの身体は月のリズムに生きている。
とは言え、天空の月のリズムと、人体という小宇宙の月のリズムとが
ピタリと一致しているひとなんて、きっとそう滅多にいないのではないかと思う。
何を疑うことなく、これまでわたしは、
わたしの体内の月のリズムに生きていたはずなのだけど、

それがこの一週間、体内の月のリズムがまるで機能していないとでもいうのか、
まだぜんぜんそんなタイミングじゃないはずなのに、食欲センサーはひどく狂ってるし、
ふくらはぎは痛いくらいに浮腫んでるし、いくらマッサージしてもぜんぜんダメだし、
ストレスはたまってくし、顔は腫れぼったいし、吹き出物まで出現してるし、
なんかもう、狂った方位磁石がぐるぐる回っちゃってるような、
大宇宙と小宇宙の綱引き大会で、小宇宙のひと圧倒的に負けちゃってますというような、
得体の知れない力に振り回されてるみたいに、身体がまるでいうことをきいてくれない。
空を見上げれば、大宇宙の月は、ちょうど満月に向かってるところ。
つづきを読む>
タグ:1Q84
posted by Riccazow at 23:56 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年09月21日

鮮やかなオレンジ色の

9月20日の午後、出かけようと家から外の歩道へ出たところ、
足下に枯葉が… と思いきや、よく見ると蝶だった。
蝶がアスファルトの歩道の真ん中で羽を休めている。
走っているときにときどき見かける、あの鮮やかなオレンジ色の。(*1)
きっと逃げてしまうだろうなと思いながらしゃがんでみるも、まるで逃げる気配はなく。
右手の人差し指を、そっと、蝶の前脚に差し出してみた。
すると、蝶がその前脚を弱々しく、人差し指に乗せる。
そしてその前脚からゆっくりと連動していくように、
思いがけず、人差し指に、蝶がきれいに乗っかってしまったことに、驚かされた。

右の羽の内側が、ボロボロに破れていた。 ああ、羽の破れた蝶…。(*2)
指の上で何度も何度も羽を羽ばたかせようとするも、飛ぶことができない。
その不思議な羽の動きは、ビデオのスローモーション映像のように、
ここだけ異なる時間が流れているみたいに。

玄関先に咲いていた鉢植えの紅いハイビスカスの花に、蝶を、そっと移して、
急いで駅へ向かった。

何か、深淵な対話をしたような、(…しなかったような)
あのスローモーションの数分間を言葉にしようとしても、
言葉を忘れてしまったみたいに、不規則な呼吸としてしか表出できないのだけど。

*1: Wikipedia - ツマグロヒョウモン
   オレンジ色と、一部に濃い紫色。 ツマグロヒョウモン蝶のメスではないかと。
*2: 2009.10.21 - 蝶に乗って散歩



無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 01:20 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年08月24日

開いた窓から

『ねじまき鳥〜』 のあと、『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』 を読み直しながら
オウム真理教問題を語る村上氏の深い思いに感銘を受けたことや、
ちょうど同時期に観た野田さんの舞台 『ザ・キャラクター』 で、(*1)
偶然にも同様のテーマに行きあたったこともあって、
何となく気になっていた 『1Q84』 を読みはじめてみることにした。

ほう… のっけからチェコのヤナーチェック。
そういえば先日観た 『ロックンロール』 も、チェコだったよなあ、
なんかこういうのって、ほんと冗談みたいにつづくものだなあとか思いながら。

 しかしなぜ、その音楽がヤナーチェックの 『シンフォニエッタ』 だと
 すぐにわかったのだろう、と青豆は不思議に思った。
 そしてなぜ、私はそれが一九二六年に作曲されたと知っているのだろう。
 彼女はとくにクラシック音楽のファンではない。
 ヤナーチェックについての個人的な思い出があるわけでもない。

 なのにその音楽の冒頭の一節を聴いた瞬間から、
 彼女の頭にいろんな知識が反射的に浮かんできたのだ。
 開いた窓から一群の鳥が部屋に飛び込んでくるみたいに。
 そしてまた、その音楽は青豆にねじれに似た奇妙な感覚をもたらした。

 「ヤナーチェック」 と青豆は半ば無意識に口にした。
 言ってしまってから、そんなことは言わなければよかったと思った。


 新潮社 『1Q84』 BOOK1 著: 村上春樹 (p16)

Simply clever (ぜんぜん関係ないけど)>
タグ:1Q84
posted by Riccazow at 23:36 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年08月23日

It wouldn't be make believe If you believed in me.

Abbie Gardner - It's Only A Paper Moon


 ここは見世物の世界
 何から何までつくりもの
 でも私を信じてくれたなら
 すべてが本物になる

 It’s a Barnum and Bailey world,
 Just as phony as it can be,
 But it wouldn’t be make-believe
 If you believed in me.

 "It's Only A Paper Moon" (E.Y.Harburg & Harold Arlen)


 ―― 『1Q84』 Haruki Murakami (BOOK1 扉より)


Say, it's only a paper moon...
信じる? 信じない?
それはただの紙のお月さまかも知れないけれど。

煌々と月がキレイな夜に 『1Q84』 が届いた。
昨日の夜おそくにポチッとしておいたやつ。
流行れば流行るだけ遠ざかりたくなるというひねくれものゆえ、一年越しの。

20100823.jpg

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
タグ:1Q84
posted by Riccazow at 21:22 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年07月31日

If I were a painter...

 この静けさに時を超えた木々のさやぎがひそんでいる
 この静けさをあなたと同じようにモーツァルトも知っていた
 (略)
 この静けさに音は生まれ この静けさに音は還る
 この静けさから聴くことが始まりそれは決して終わることがない


 集英社 『シャガールと木の葉』 谷川俊太郎 (p99 「音楽の前の……」 より)


そういえば愛してやまないこの詩が綴られている詩集のタイトルが、
『シャガールと木の葉』 なのだった。
あまり深く感じることなく読み流していたシャガールの詩が、
今朝は、なんか、いろんな音のように響いてくる、気がする。

つづきを読む>
posted by Riccazow at 11:03 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年07月25日

ひとりごとのやうに

夏が夏すぎてスバラシイ。 太陽のもとを汗だくで走る。
Patagonia オレンジのショーパンに、ネイビーとピンクのタンクトップで。
Cymbals の "Higher than the Sun" を聴きながら
太陽の光より速く、太陽を超えるスピードで。
ドイツのほうから聴こえてくる風をひゅいーっと右肩で引っ張れちゃいそうな、
今日は、そんなイメージで。

7月おわりの週末に名古屋入りしないことを選んだ今年の自分を切なく思いながら、
決して留まることのない時の流れのなかで、
脈々と変化しつづけているこの瞬間、この瞬間のエネルギーの強さにあてられながら、
いつになく、やたらと切ながって生きてる気がする今年の7月。
そうすることで、なにか、生きてる感触を確かめでもしているみたいに。

 ぼくが日本の社会を見て思うのは、
 痛みというか、苦痛のない正しさは意味のない正しさということです。
 たとえば、フランスの核実験にみんな反対する。
 たしかに言っていることは正しいのですが、だれも痛みをひきうけていないですね。
 文学者の反核宣言というのがありましたね。
 あれはたしかにムーヴメントとしては文句のつけようもなく正しいのですが、
 だれも世界のしくみに対して最終的な痛みを負っていないという面に関しては、
 正しくないと思うのです。


 新潮文庫 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 (p207 村上春樹氏の言葉/平成8年)

つづきを読む> 【追記 7/26 03:00 コメントありがとうございます】
posted by Riccazow at 02:15 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年07月22日

シャガール展 @東京藝大美術館 7/19

Chagall
「シャガール−ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展 (〜10/11)

 おまえ、裸で十字架に掛けられた牝牛よ、
 おまえは天国でいろいろと夢を見るんだね。
 すべての色はひっくり返り、酒になり、私の絵は酒をふき出す。
 私は芸術家ではない。そうだ、一匹の牝牛だ。

 ―― マルク・シャガール (自伝より)

翼のついた牛 (@ルカ) に、月をジャンプする牛 (@Over the Moon) に、(*1)
そして当日、ネットで偶然見つけたこの言葉にぐいんと引っ張られるように、
連休最終日の夕方、時間が空いたので、気になっていた 『シャガール展』 へ行ってみた。

まさに無意識の世界が描かれているのだなあ。
あー、なんかシャガールはね、床にぺたんと裸足で足の裏を感じながら、
背骨をゆるんと、頭をからっぽに、もっと身体の感覚で自由に眺めてみたい気がした。
キャンバスから聴こえる音楽や、息づかいを聴くみたいに、ときどき目を閉じて、
建物の外へと、終わりのない色の世界がつながっていく… そんなイメージで。

つづきを読む (memo) >
posted by Riccazow at 02:01 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年07月19日

古屋誠一 メモワール. @東京都写真美術館 7/18

20100718_018_.jpg

うまく言えないのだけど、感じ切れないままうごめいている何かに
突き動かされるみたく、予感めいた何かを追いかけるような気持ちで、
会期終了前日の恵比寿へ滑り込んできた。

会場に足を踏み入れ、最初の数枚にさーっと目をやったその瞬間から、
得体の知れない涙が、小刻みに震え出てきた。
家族が過ごした光の記憶、崩れゆく対話、ブラックホール、堕ちる、堕ちる……
人びとが順路に沿ってサラサラと眺め歩いていくその流れのなかで、
この涙が一体何を受け取ってのものなのか、
ただ一枚ごと、一枚ごとに、涙と震えが静かに止まらなくなっていく。

クリスティーネが自死する年に撮られたうちの二枚を何度も行き来しながら、
しばらく離れることができなかった。
一枚には、愛する妻と子の姿… 一枚には、愛する女性の姿…
背景に飾られた絵は、ミレーの 『晩鐘』 だった。
労働する貧しい農民が、毎夕刻、鐘に祈りを捧げるという敬虔な情景。
ミレーの絵には、素朴に暮らす人びとの尊さが静かにあふれている。
撮り手の行き場のない葛藤と、祈ることしかできなかった記憶のようなものに、
静かに触れたような気がした。

脳裏にこびりつく残像と、呼び覚まされる記憶の断片。
動物の死骸、蛇の尻尾、紅い炎、鼠の背骨、目隠しされた牛、
ピストルを真似る子ども、残された白い花環、少女の面影、聖母像、晩鐘……
喉の奥につっかえたままの何かに、今もまだ、うまく息ができていないかんじがする。

無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 01:07 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年07月14日

金の輪

まじりっけなしの透き通った淡いシアン色を背景に、
風に流されていく雲のカタチがパーフェクトすぎるくらいに雲のカタチをしていた。
内側に青い空と白い雲の絵が描いてあるあの黒い傘みたいに。
学生時代に新宿オゾンのコンランショップで買ったやつ。
開くとなんか大きいしゴツいから、結局あんまり使わなかったんだけど。

ただの思いつきで聴いたフリッパーズの 『Haircut 100』 が
あまりにシンクロしすぎててきのうの夜は思わず泣き笑ったけど、
やっぱり 「クソタレな気分蹴とばしたくて」 とかそういうこと言っちゃうのはどうなのかしらと思って、だから今日は帰りに、まるいオレンジをひとつ買ってきた。
「テーブルのオレンジ齧って 手袋脱ぎ僕は待つだろう」
って歌ってたオザケンのマネをして(笑)
だいだい色をした皮のでこぼこ具合や、もふもふしたまんなかの白い綿や、
ぴんと張った透明の皮に守られているひとつぶひとつぶの緻密さに、滴る果汁に、
どうしようもなく 生きているもの の力を感じる。

小川未明の 『金の輪』 という童話を読んだ。 たぶん、口をぽかんと開けたまま。(*1)
懐かしげな微笑 知らないのに親密な ふたつの輪っか ○○ ∞ 8 彼は七つで……
月曜日の夜から、もう何度くらいページを開いただろうかしら。
生きていることは、ほんとうに、不思議なことだらけで、ただそれだけで、
はっとしたり、どきどきしたりする。
さっき、前髪をちょっとだけ切ったところ。


20100714_034_.jpg 20100714_031_.jpg 20100714_048_.jpg
雨上がりの夕空を泳いでた。(左端)

*1: Amazon - 新潮文庫 小川未明童話集 (ご紹介どうもありがとう)


無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 22:47 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年06月25日

Hello darkness, my old friend...

初めて Dialog in the Dark を体験した直後に書き留めた文字を追っているうちに、
暗闇のあたたかさ、親密さ、意味を超えて包み込んでくれたもの、
あのとき感じたいろんな感情の密度が、
絵の具がにじむみたいに、じわじわと溶け出してきた。
あのときは、五感の奥深さへの探究心、好奇心だけで、
それはべつに暗闇じゃなくてもぜんぜんよかったんだけど、
結果的に、あの日の暗闇のあたたかさが、あるひとつの原体験として、
感情のおおもとみたいに、自分のなかに生きつづけてるんだってことがわかった。

暗闇と対話するだとか、暗闇に潜りたいだとか、暗闇でしか会えないだとか、
無意識にそういう言葉が並んでいたりするのだよなあ…。 (*1)
って、ときどき、知らないひとの日記を読んでるみたいな気持ちになりながら。
Hello darkness, my old friend...  (Sound of Silence @Simon & Garfunkel)

つづきを読む>
posted by Riccazow at 01:26 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年06月22日

まるいオレンジ色の。

『ねじまき鳥〜』 を読み終えて (いつまでこの話してるんだってかんじですけど)
いざ 『世界の終わりとハードボイルド〜』 を読もうとするのだけど、
どうにも 「ちょっと待って、まだ次に行くには早いのです!」 というような、
奥のほうから、いっしょうけんめい呼び止められているかんじがするのですね。
軽く足止めされてるみたいなこれが何なのか、自分でもよくわからないまま、
なので何となく、このへんにうごめいているいろんなものを、
すこしずつ感じてみたりしています。

 もし人が、すべてを失い、〈心〉だけの存在になったとしたら、
 世界は、そして人生は、どのように見えるのだろうか――。

 昨年、なんとなくそんなことを考えていた時、
 海を越えてやってきた本書とめぐり会った。 (中略)
 何気なくページを開いた私は、最初の数ページで、
 びっくりしてすぐにノートを取り始めた。
 そこには、自分がぼんやりと考えていた冒頭の問いに、
 文字どおり、命をかけて答えようとしている著者、
 ジャン=ドミニック・ボービーの姿が、あったからだ。


 『潜水服は蝶の夢を見る』 訳者: 河野万里子氏によるあとがきより
つづきを読む>
posted by Riccazow at 23:57 | TrackBack(0) | ひとりごちる

2010年06月20日

掛け声

歩いたり休んだりときどき走ったり (無理ない程度に) しながら、
いつものコースの公園のなかにあるテニスコートの脇を走り抜けてこうとしたら、
フェンスの際から聞こえてきた、ある男子高校生の応援の掛け声に、勝手に足が止まる。
なつかしき部活動的な。

彼が発する掛け声の、その絶妙なタイミング、スピード感、リズム感が、
ぜんぜん関係ないわたしのお腹にまで響いてくる。
少し離れたうしろの芝生のところから、試合を目で追いながら、
彼が持つリズムに身体のほうが勝手に同調してしまうみたいに、
気づいたら一緒になって手とかたたきながら、
わたしは空気椅子アイソメトリックスクワットのおかしな態勢のままであることも忘れ、
身体の底からじわじわと湧き上がってくるなつかしいエネルギーに、
なんか勝手に泣きそうになっていた。

彼自身はぜったい気づいていないだろうなあ。
自分の発している一声一声が、空気を伝って、偶然通りかかった人の足を止めちゃって、
まさかこんな豊かなエネルギーまで与えちゃったりしてるだなんてことに。
ああ、いい時間だった。 チームメイトは負けちゃって残念だったけど。 感謝。
日常が旅みたいに。 歩いたり走ったり休んだり。

Cornelius - Tone Twilight Zone

きょう歩きながら思い出したコーネリアスの。
日常が旅みたいに。



無言で意思表示したい方、ひとこと言っておきたい方、クレームをつけたい方も。こちらで受け付けております。
 ウェブハクシュ
posted by Riccazow at 22:44 | TrackBack(0) | ひとりごちる
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。