2010年08月17日

いま僕が絶対に描きたいのは星空だ。

しばらくぶりに、ゴッホさんの書簡集を開いてみた。
『夜のカフェテラス』『ローヌ川の星月夜 (星降る夜) を描いていた頃、
1888年9月の手紙から。
ゴッホが描いたアルルの美しい星たち。 希望。


 ときどき僕には自分が何を欲しているのか実によくわかるときがある。
 僕は人生においても、また絵画においても神なしでちゃんとやってゆけるが、
 しかし、苦悩の身としては、自分よりもっと偉大な何かあるもの、
 僕の生命であり、創造力である何かあるもの、それなしにすますことはできない。
 そして、肉体面でその能力を奪われた場合、
 人は子供の代わりに思想を想像しようと努める。
 でも、それによって彼は立派に人類の一員となっている。

 また、絵のなかで、僕は音楽のように人を慰める何かを語りたい。
 僕は何かしら永遠なもの ――昔は光輪がその象徴だったが、
 僕らは放射光そのもの、僕らの彩色の振動によってそれを求める――
 によって男たち、あるいは女たちを描きたい。


 『ファン・ゴッホの手紙』 p278  (弟テオに宛てた手紙 1888年9月3日 ゴッホ 35歳)

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posted by Riccazow at 23:30 | TrackBack(0) | ファン・ゴッホ
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